「CBT試験って、どんな感じなんだろう…」
紙の試験しか受けたことがなかった私は、当日まで不安でした。
結論:準備さえしておけば、全然怖くない。
この記事では、私がパソコンスクールでCBT試験を受けた実体験をもとに、当日の流れと注意点をすべてお伝えします。
CBT試験とは?紙の試験との違い
CBT(Computer Based Testing)とは
コンピュータで受ける試験のこと。
ITパスポート試験は、2011年からCBT方式に完全移行しました。
CBT試験の特徴:
- 全国の試験会場で、ほぼ毎日受験可能
- 自分の都合に合わせて日時を選べる
- 試験終了後、すぐに採点結果がわかる
紙の試験との違い
| 項目 | CBT試験 | 紙の試験 |
|---|---|---|
| 試験日 | ほぼ毎日(土日祝含む) | 年数回 |
| 会場 | 全国47都道府県の試験会場 | 指定会場のみ |
| 結果発表 | 即日(試験終了直後) | 数週間後 |
| 問題用紙 | なし(画面に表示) | あり |
| 筆記用具 | 不要(メモ用紙は会場が用意) | 持参必須 |
| 時計 | 不要(画面に残り時間表示) | 持参推奨 |
私の感想:
紙の試験に慣れていたので、最初は戸惑いました。
でも、画面に表示されるだけで、問題の内容は同じです。
むしろ、即日結果がわかるのは、紙の試験より良いです。
試験当日の持ち物チェックリスト
【必須】絶対に必要なもの
1. 本人確認書類(写真付き)
有効な本人確認書類:
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 旅券(パスポート)
- 身体障害者手帳
- 在留カード・特別永住者証明書
重要:
- 写真付きが必須
- 健康保険証、学生証は不可
- 有効期限内であること
私の体験:
マイナンバーカードを使いました。
受付で提示して、マスクと眼鏡を外して顔確認。
写真と本人が一致しているか、しっかりチェックされます。
2. 確認票(受験票)
確認票とは:
- 試験予約時にメールで送られてくる受験票
- A4サイズで印刷して持参
記載内容:
- 受験番号
- 利用者ID
- 確認コード
- 試験日時
- 会場名・住所
確認表は印刷したものを持参しましょう(印刷できない場合は、受験番号、利用者ID、確認コードの3つの控え)
【推奨】持っていくとよいもの
参考書(会場外で最終確認用)
使い方:
- 会場に向かう電車の中で、用語集を見返す
- 会場の待合室で、参考書を見返す
注意:
- 試験室には持ち込めない
- ロッカーに預ける必要がある
私の体験:
電車の中で、『いちばんやさしいITパスポート』の巻末用語集を見返しました。
「BCP、SLA、RFI…」と最終確認。
本番で出題されて、本当に良かったです。
飲み物
理由:
- 会場に自販機がない場合がある
- 待合室で飲める
注意:
- 試験室には持ち込めない
【不要】会場に持ち込めないもの
筆記用具
理由:
- メモ用紙とペンは、会場が用意してくれる
- 自分の筆記用具は使えない
腕時計
理由:
- 画面に残り時間が表示される
- 腕時計は不要(試験室には持ち込めない)
当日の流れ(タイムスケジュール)
【30分前】会場到着(早すぎた)
私の体験:
試験開始30分前に会場到着。
正直、早すぎました。
待合室で参考書を見返す時間ができたのは良かったけど、緊張が高まりました。
おすすめの到着時間:
試験開始15分前がベスト。
受付 → 荷物預け → 待合室で説明を聞く、ちょうど良い時間です。
遅刻は厳禁:
試験開始時刻を過ぎると、受験できません。
余裕を持って、最低でも10分前には到着しましょう。
【受付】本人確認と手続き
手続きの流れ:
- 受付で確認票(受験票)を提示
- 本人確認書類(マイナンバーカード)を提示
- マスク・眼鏡を外して顔確認
- 荷物をロッカーに預ける(スマホ、財布、参考書、すべて)
- 待合室へ移動
私の体験:
受付のスタッフさんが丁寧に案内してくれました。
「マスクと眼鏡を外してください」と言われて、顔確認。
写真と本人が一致しているか、しっかりチェックされます。
注意点:
- 本人確認書類は写真付きが必須
- マスクと眼鏡は、顔確認のときに外す必要がある
- 荷物はすべてロッカーに預ける(ポケットの中も空にする)
ロッカーに預けるもの:
- スマホ
- 財布
- 参考書
- カバン
- 腕時計等
試験室に持ち込めるもの:
- 当日受け取った試験の説明書きの紙
【待合室】試験前の説明
待合室での流れ:
- 試験の注意事項を説明される(約5分)
- トイレに行きたい人は、このタイミングで
- 順番に試験室へ案内される
私の体験:
説明は5分程度。
ペンとメモ用紙は会場が用意してくれます。
【試験室】いよいよ試験開始
試験室の雰囲気:
- 大部屋だけど、各席に仕切りがある
- 他の受験者が20人くらい(ITパスポート以外の試験も同時進行)
- 静か。キーボードのタイピング音だけが聞こえる
私の感想:
個別ブースのような感じで、隣の人は見えません。
集中できる環境です。
試験の流れ:
- 指定された席に着く
- 画面の指示に従って、氏名・受験番号を確認
- 「試験開始」ボタンを押す
- 120分間、自分のペースで進める
- 全問解き終わったら、「試験終了」ボタンを押す
- 画面で採点結果が表示される
試験中の注意点(これを知っておけば焦らない)
注意点1:メモ用紙は1枚だけ
私の体験:
メモ用紙はA4サイズ1枚のみ。
計算問題を解くときに使いました。
裏面も使えるけど、足りなくなることはありませんでした。
対策:
計算問題を捨てれば、メモ用紙はほぼ不要。
私は、計算問題3問分だけメモしました。
メモ用紙の使い方:
- 計算問題の途中計算
- 覚えておきたい情報のメモ
- 試験後に回収される(持ち帰れない)
注意点2:時計は画面に表示される
私の体験:
画面に「残り時間」が表示されます。
腕時計は不要(というか、持ち込めない)。
時間配分:
- 120分÷100問 = 1問あたり約1.2分
- 私は、80分で全問解き終わって、残り40分で見直し
対策:
時間配分は、残り時間を見ながら調整。
焦らず、自分のペースで進めましょう。
注意点3:チェック機能を使いこなす
チェック機能とは:
後で見返したい問題に「チェック」をつける機能。
チェックした問題だけを表示できます。
私の使い方:
- 計算問題はすべてチェックして後回し
- 迷った問題もチェック
- 全問解き終わったら、チェックした問題を見返す
これが超重要。
計算問題で時間を取られて、他の問題が解けなくなるのを防げます。
チェック機能の使い方:
- 問題画面の「チェック」ボタンを押す
- 「見直し」ボタンを押すと、チェックした問題だけが表示される
- チェックを外すこともできる
注意点4:問題の「見直し」は慎重に
私の体験:
全問解き終わったのは、残り40分。
見直しをしたけど、逆に不安になりました。
「やっぱりこっちの答えかも…」と変更して、間違えた問題がいくつかありました。
対策:
見直しは、明らかなミスだけ。
迷った問題は、最初の直感を信じる。
見直しのルール:
- 計算ミスがないか確認
- 選択肢を読み間違えていないか確認
- 「この答えは絶対違う」と確信できる場合だけ変更
試験終了後の流れ
すぐに結果が出る!
試験終了後の流れ:
- 全問解き終わったら、「試験終了」ボタンを押す
- 「本当に終了しますか?」と確認メッセージ
- 「はい」を押す
- 数秒後、画面に採点結果が表示される
私の体験:
画面に「680点」と表示されました。
合格ライン600点の表示もあるので、その場で合否がわかります。
正直、ホッとしました。
画面に表示される情報:
- 合計点数(1000点満点)
- 分野別の点数(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系)
- 合格ライン(総合600点、分野別各300点)
スコアレポートの受け取り
受け取り方:試験結果は印刷し持ち帰ることはできませんが、試験終了後にITパスポート試験ホームページから試験結果レポートをダウンロードすることができます。
注意:スコアレポートは、合格の公式な証明書ではありません。
正式な合格発表は約一か月後に公式サイト上で、合格証明書は、約2ヶ月後に郵送で届きます。
【ITパスポート試験】合格発表
「これを知っておけばよかった」と思ったこと
後悔1:CBTシミュレーションソフトをやらなかった
CBTシミュレーションソフトとは:
本番のCBT試験と同じ操作画面を体験できるソフト。
公式サイトから無料でダウンロードできます。
【ITパスポート試験】CBT疑似体験ソフトウェア
機能:
- 試験画面のデモ
- 「チェック機能」「見直し機能」の操作練習
- 問題の解答方法の確認
私の後悔:
「まあ、やらなくても大丈夫だろう」と思って、やりませんでした。
でも、本番で「チェック機能」や「見直し機能」の使い方に多少戸惑いました。
事前に1回でも触っておけば、もっとスムーズでしたし焦らないで済みました。
対策:
試験前に、1回だけでもCBTシミュレーションソフトを触っておく。
操作に慣れておけば、安心です。
所要時間:10分程度。
後悔2:もっと早めに予約すればよかった
CBT試験の予約:
人気の日時(土日、平日夜)は、すぐに埋まります。
私は、試験の2週間前に予約したけど、希望の時間は取れませんでした。
対策:
勉強を始めたら、すぐに試験日を予約する。
予約は試験の1ヶ月前がおすすめ。
予約のコツ:
- 土日は人気なので、早めに予約
- 平日の午前中は空いている
- キャンセルは、試験日の3日前まで可能
まとめ:当日の7つのチェックリスト
- ✅ 本人確認書類(写真付き)を忘れずに
- マイナンバーカード、運転免許証など
- ✅ 確認票(受験票)を印刷して持参
- スマホ画面ではなく印刷したほうが安心です。プリンターがない場合はコンビニで。
- ✅ 試験開始15分前に到着
- 30分前は早すぎ、10分前はギリギリ
- ✅ スマホ・財布は全部ロッカーへ
- 試験室には手ぶらで入る
- ✅ CBTシミュレーションソフトを事前に触る
- 10分だけでOK
- ✅ チェック機能で計算問題を後回し
- 時間配分が楽になる
- ✅ 見直しは慎重に(直感を信じる)
- 変更して間違えることもある
初めてのCBT試験でも、準備さえしておけば大丈夫。
あなたも、この記事を参考に、当日焦らず受験してください。
次回予告:【その後】ITパスポートを取って変わったこと・次のステップ
「ITパスポートを取ったら、何が変わった?」 「次は何の資格を目指すべき?」
次回は、合格後のキャリアについてお伝えします。
お楽しみに!
