「テキスト1周終わった!さあ、過去問道場やるぞ!」
そう意気込んで過去問道場を開いた2週目の初日。
私は、正答率55%という現実に打ちのめされました。
「これ、本当に受かるの…?」
でも、安心してください。この記事を読んでいるあなたも、きっと同じ絶望を味わっているはずです(笑)
この記事では、非IT職の私が過去問道場の「直近5年分」を使って、どうやって合格ラインまで引き上げたのか。その泥臭い戦略と、失敗から学んだ「やらなくてよかったこと」を、すべてお伝えします。
なぜ直近5年分なのか?「古い問題は捨てろ」
過去問道場には、平成21年から令和7年まで、2,600問以上の過去問が収録されています。
「全部やったほうがいいんじゃない?」
私も最初はそう思って、平成25年とか平成26年の問題にも手を出しました。
これが大失敗。
古い問題をやって気づいたこと
- 出題される用語が今と違う
- シラバス(試験範囲)が変わっている
- 解説を読んでも「これ、今も使われてる?」と不安になる
時間と労力のムダでした。
「直近5年分」が最適な理由
ITパスポート試験では過去問と同じ問題は出題されませんが、対策は過去問中心の勉強がおすすめです。過去問を有効活用すれば、ITパスポートの合格は一気に近づきます。
直近5年分(令和2年〜令和7年)であれば:
- 最新のシラバスに対応
- 出題傾向が現在の試験に近い
- 問題数も500問程度で、ちょうどいいボリューム
3週間という短期決戦では、「最新で頻出の問題だけ」に絞るのが正解です。
私が選んだのは「年度別」モード。その理由
過去問道場には、いろんな出題モードがあります。
- 年度別モード:令和7年、令和6年…と、実際の試験回ごとに100問を解く
- 分野別モード:ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系を個別に
- ランダムモード:全問題からランダムに出題
- 復習モード:間違えた問題だけ
私は、「年度別モード」一択で進めました。
なぜ年度別モードなのか?
理由1:本番の試験形式に慣れるため
ITパスポート試験は、100問を120分で解く形式です。
年度別モードで解けば、本番と同じ感覚で:
- 時間配分を練習できる
- 集中力を保つ練習になる
- 「100問完走する」という達成感が得られる
分野別モードだと「ストラテジ系だけ30問」みたいな中途半端な練習になって、本番の感覚が掴めません。
理由2:出題のバランスを体感できる
実際の試験では、ストラテジ系35問、マネジメント系20問、テクノロジ系45問という出題比率があります。
年度別モードなら、このバランスを意識しながら解けるので、「あ、マネジメント系って意外と少ないんだな」とか「テクノロジ系で稼がないと厳しいな」という感覚が掴めます。
理由3:進捗管理がしやすい
「令和7年、完了!」「令和6年、完了!」と、年度ごとにクリアしていく感覚が、モチベーション維持につながりました。
1周目:まず100問やって現実を知る(正答率55%で絶望)
ITパスポートの資格勉強をはじめてから2週目の初日。
私は、過去問道場で「令和7年度」の100問を解きました。
結果:正答率55%
「え…6割にも届いてない…」
テキストを1周読んだ自信が、一瞬で吹き飛びました。
1周目で感じたこと
- 知らない用語が多すぎる:CSR、SLA、BCP…「聞いたことあるけど、意味が曖昧」な用語ばかり
- ストラテジ系が壊滅的:経営戦略とか法務とか、全然頭に入ってない
- 計算問題は諦めた:損益分岐点とか稼働率とか、もう無理
でも、ここで落ち込むのは時間のムダ。
1周目の目的は、「自分の弱点を知ること」です。
1周目でやるべきこと
- 100問を一気に解く(途中で辞めない)
- 間違えた問題は、解説を必ず読む(ここが超重要)
- 自分の苦手分野をメモする(私の場合:ストラテジ系、マネジメント系)
間違えた問題の解説を読むと、「ああ、そういうことか」と理解できる問題が多いです。
過去問題を繰り返し解き、答えを覚えるのではなく解説を理解することが合格への近道です。
解説を読まずに次の問題に進むのは、絶対にNG。
2周目以降:本番を意識した「時間制限」で解く
1周目で「自分の弱点」が見えたら、2周目以降は本番を意識した練習に切り替えます。
※1週目のテキスト読みがまだの方は【1週目の記事】を先に読んでください。
私が実践した「時間制限」ルール
ITパスポート試験は、100問を120分(2時間)で解きます。
つまり、1問あたり約1.2分(72秒)。
私は、過去問道場で問題を解くときも、この時間を意識しました。
具体的なやり方
- スマホのタイマーを120分にセット
- 100問を一気に解く(途中で止めない)
- わからない問題は「C」か「D」を適当にマークして次へ
本番では、考え込んでいる時間はありません。
わからない問題に5分も10分もかけるより、「わからないものは飛ばす」勇気が必要です。
時間を意識して解くメリット
- 本番で焦らなくなる
- 「この問題は捨てる」という判断力がつく
- 集中力を保つ練習になる
2周目、3周目と繰り返すうちに、自然と「この問題は30秒で解ける」「この問題は2分かかる」という感覚が身につきます。
苦手分野(ストラテジ系・マネジメント系)との戦い方
私の場合、ストラテジ系とマネジメント系が壊滅的でした。
なぜ苦手だったのか?
- テクノロジ系は、PC好きの知識でカバーできた(CPUとか、メモリとか、ネットワークとか)
- でも、ストラテジ系(経営戦略、法務)とマネジメント系(プロジェクト管理)は、まったく馴染みがない
「SWOT分析?知らん」 「損益計算書?」 「ガントチャート?何それ?」
こんな状態でした。
苦手分野を克服した方法
間違えた問題をノートにメモ
過去問道場には「復習モード」という、間違えた問題だけを出題する機能があります。
でも、私は紙のノートに手書きでメモしました。
- 問題番号
- 間違えた用語
- 正解の選択肢と、その意味
手を動かして書くことで、記憶に残りやすくなります。
用語を「仕事に置き換えて」理解する
たとえば、「SLA(Service Level Agreement)」という用語。
最初は「何それ?」でしたが、解説を読んで「ああ、サービス提供者と顧客の間で、『このレベルでサービスを提供しますよ』って約束する契約のことか」と理解。
これを、自分の仕事に置き換えて「うちの会社も、取引先と納期とか品質の約束してるな」と考えると、一気に頭に入りました。
解説でわからなければ、テキストに戻る
過去問道場の解説は丁寧ですが、それでも「うーん、よくわからん…」という問題が出てきます。
そんなときは、『いちばんやさしいITパスポート』に戻りましょう。
私の実践方法:
- 過去問道場の解説を読む
- 理解できなかった用語をメモ(例:「SWOT分析」「ガントチャート」など)
- テキストの索引から該当ページを探す
- 該当ページを読み直して、図解やイラストで理解を深める
過去問道場の解説は「答え」を教えてくれますが、テキストは「背景」や「全体像」を教えてくれます。
特に、ストラテジ系やマネジメント系の用語は、過去問の解説だけだと断片的な知識になりがち。
テキストに戻って、前後の文脈や図解を見ることで、「ああ、そういう流れなのか!」と腑に落ちることが多かったです。
テキストと過去問を行き来することで、知識が定着します。
繰り返し解く
間違った論点を復習して、ひとつずつ潰していけば、効率的に頻出度の高い知識を習得できます。
同じ問題を何度も解くと、「ああ、またこれか」と覚えます。
私は、直近5年分を最低3周しました。
「これは失敗だった」と後悔したこと
最初は古い問題もやっていた
前述の通り、平成25年とか平成26年の問題にも手を出しました。
時間のムダでした。
直近5年分に絞って、何度も繰り返すほうが圧倒的に効率的です。
分野別モードを試してみた
「ストラテジ系だけ集中的にやろう」と思って、分野別モードを試しました。
でも、これだと本番の感覚が掴めないんです。
本番では、ストラテジ系35問、マネジメント系20問、テクノロジ系45問が、ランダムに出題されます。
この「切り替え」の感覚が、分野別モードだと身につきません。
結局、私は年度別モードに戻しました。
いちばんやさしいITパスポートを読まずに次へ進んだ
過去問道場の解説を読んでも、どうしても頭に入らない問題が出てきます。
そのまま次へ進んでしまったのですが、これが失敗でした。
解説を読んでも理解できないときは、面倒でも『いちばんやさしいITパスポート』の該当ページを開いて読み直す。これをやるかやらないかで、定着度がまったく違います。
同じ問題を何度も間違え続けて、ようやくこの大切さに気づきました。
過去問道場を使い倒す3つのルール
私が2週目に実践した、過去問道場の使い方をまとめます。
直近5年分を「年度別」で解く
- 令和7年、令和6年、令和5年…と、年度ごとに100問ずつ
- 1日1年度(100問)を目標に
時間を計る(120分)
- 本番を意識して、必ずタイマーをセット
- わからない問題は飛ばす勇気を持つ
間違えた問題は、解説を「全選択肢」読む
- 正解の選択肢だけでなく、不正解の選択肢も理解する
- 「なぜ不正解なのか」を説明できるレベルまで理解する
この3つのルールを守れば、2週目で正答率70%は確実に超えます。
まとめ:2週目の最終目標は「正答率70%」
2週目は、過去問道場で「地獄」を見る週です(笑)。
でも、この地獄を乗り越えれば、合格は見えてきます。
2週目の目標
- 直近5年分(500問)を最低1周
- 苦手分野(ストラテジ系、マネジメント系)を把握
- 正答率70%を目指す
私は、2週目の終わりには正答率70%を超えました。
そして、3週目の「総仕上げ」で、さらに精度を上げていきます。
次回予告:【隙間時間】インプレス5問チャレンジが継続の神だった話
「スキマ時間の勉強どうしてた?」 「5問チャレンジの効果的な使い方」
次回の記事で詳しく解説します。
お楽しみに!
次の記事:インプレス5問チャレンジが継続の神だった話 【第6回】
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